(今回は、山羊先生のシャント学習会はお休みします)
5月26日(土)、品川で、お食事会(飲み会?)がありました・・・。
メンバーは・・・。
しもかどクリニック院長のシモンK先生(下門清志先生)
しもかどクリニックの師長の山本裕美さん
腎内科クリニック世田谷院長の菅沼信也先生
腎内科クリニック世田谷の事務長の高橋英明さん
透析ブログ仲間の宿野部武志さん
ツイッター仲間で透析室の看護師さんのmomoikeさん
バンザイ
でした・・・。
(のりさんも、参加予定でしたが、急用が出来、不参加となりました・・・)
シモンK先生とは、神戸で行われた
さっちゃんの大オフ会で、お会いした事はありましたが・・・。
ちゃんと会って、お話しをしたのは、今回が初めてでした・・・。
シモンK先生と菅沼先生、そして、師長の山本さんと話しをさせてもらって・・・。
色んな事を感じましたが・・・。
まず、思った事が・・・。
「情熱」ですね・・・。
シモンK先生と話をしていると、
透析に対しての情熱をすごく感じましたね・・・。
この日も、午前中に東京に来て、午後から、菅沼先生の腎内科クリニック世田谷に、
師長の山本さんと見学に行っていたと言います・・・。
シモンK先生は
「ルミちゃん(坂井瑠実クリニックの坂井瑠実先生の事)には、負けない!」と、言っていましたね・・・。
情熱がある人には、おのずと情熱がある人が集まるもので・・・。
師長の山本さんも、情熱を感じる人でしたね・・・。
5時間などの、長時間透析でも、苦痛なく透析が出来るようにと
山本さんの提案で、ベットのマットを、柔らかいモノに全取っ替えをしたと言う話をしてくれました・・・。
シモンK先生と山本さんの、話しを聞いていて、思った事は・・・。
しっかり透析は・・・。
医師の「力」だけでもダメだで・・・。
医師とスタッフの、両方の「力」が合わさって・・・。
それで、初めて「しっかり透析」が出来るんだな~って、事ですね・・・。
(もっと正確に言えば、医師、スタッフだけでなく・・・。
医師、スタッフ、患者が、三位一体となって、しっかり透析になると思います)
実際、ある看護師さんから、聞いた話ですが・・・。
「「しっかり透析」をするって、実は、手間がかかって
スタッフとしては、大変な事だ」と言っていました・・・。
例えば・・・。
今まで、水の管理を、ちゃんとしてなかったクリニックがあったと言います・・・。
しかし、そのクリニックに、ある若い技士さんが、入って・・・。
その技士さんが、ちゃんと水の管理をするようになったようです・・・
(水の管理は、技士さんの仕事の様です)
そして、水がキレイになったら・・・。
なんとエポを使用する患者が、かなり減ったと言う事です・・・。
つまり、水をキレイにするだけでも
「良い透析」「しっかり透析」が出来るって事ですよね・・・。
でも、その水の管理は
手間がかかって大変だと言います・・・。
これは、別の看護師さんが、言っていたのですが・・・。
「5時間透析の患者が増えると
スタッフの負担が増える」と、愚痴を聞いた事がありました・・・。
しっかり透析をするには、手間と負担がかかる・・・。
しかし・・・。
手間と負担がかかっても
「しっかり透析」が出来るかどうか・・・?
それだけの、「情熱」を持って
透析治療が出来るかどうか・・・?
それは何で決まるかと言うと・・・。
結局・・・。
患者の、健康や元気
そして長生きする事に・・・。
医師とスタッフが、どれだけ興味を待てるかどうかって事なんでしょうね・・・。
(ちょっと、話しが脱線しますが・・・。)
シモンK先生が「ルミちゃんには、負けない!」と言っていた
坂井瑠実クリニックは
オーバーナイトや在宅透析に力を入れていて
ホント、NO1と、言っていいほどの
透析治療をしていますが・・・。
でも、いつも、すごく不思議に思っていた事がありました・・・。
それは・・・。
何故
瑠実先生は、そこまで透析医療に対しての
モチベーションがあるのか?と、言う事です・・・。
これは、人から聞いた話ですが・・・。
瑠実先生は、阪神大震災を経験していますが・・・。
震災を経験して
「震災にあっても生き残った命
その命を
透析で死なせてはいけない!!」
と、言う信念が強くあるようですね・・・。
これが、良い透析医療の、強いモチベーションになっている様ですね・・・。
(話しを、会に戻します・・・。)
後、会で感じた事は・・・。
菅沼先生が
「kusakari先生の掲示板に出会っていなければ
血流量を上げるなんて、考えはなかった」
と、言った事ですね・・・。
人は、一つ、決まった形が出来上がってしまうと・・・。
ほとんどの人が、それに対して疑いを持たなくなるって事ですね・・・。
「これで、もう十分」じゃなく・・・。
疑いを持って、絶えず模索していく・・・。
そう言う事をしないと
いつまで経っても、新しいモノが生まれてこないって事なんでしょうね・・・。
シモンK先生も、「井の中の蛙」にならない様に
他の施設見学を、良くしていますよね・・・。
ちょっと、まとめると・・・。
医師とスタッフが、「しっかり透析」が出来るかどうかは・・・?
どれだけ、医師とスタッフに
透析治療に対しての「情熱」があるかどうか・・・。
(もちろん、患者も、良い透析を受けたいと言う「情熱」を持つ事も必要です)
その「情熱」を、持てるかどうかは・・・?
どれだけ、医師やスタッフに
患者の健康、元気、そして長生きに興味が
持てるかどうか・・・。
そして、「これで、もう十分」じゃなく・・・。
絶えず、良い透析を模索していく・・・。
そんな事が、大切な事じゃないかと・・・。
今回の会で、思いました・・・。
さぁ~。
しっかり透析の「輪」は、今後、どうなっていくのでしょうか・・・?
ラストのエピソードでも、描きましたが・・・。
その「情熱」を持っている
医師、スタッフは、どこかに必ずいますからね・・・。
情熱は
人を動かす
と言いますからね・・・。
しっかり透析の「輪」は、広がっていく・・・!!!
そう、切に願っています・・・。
タイトルの「しっかり透析の・・・わ・・・輪!!」は、
シモンK先生のブログに、kusakari先生が書いたコメントを、そのまま使わさせてもらいました・・・。
不定期なおまけ
透析患者のみなさん~!!
もう、そろそろで、夏が来ますよ~。
夏が来ると嬉しいのは・・・。
汗をかくから、水分摂取が緩和される事ですね・・・。
去年は、猛暑で、イヤになるくらい暑かったけど・・・。
その分、汗もかけたので、水分摂取も、かなり出来ましたね・・・。
よく「在宅で透析をしているから、水分制限なんて、ないんでしょう~」
・・・って、言われますが・・・。
そんな事は無く
もちろん、厳しい制限は無いけど・・・。
それなりに、水分摂取量は気にしていますね・・・。
やはり、水分を取り過ぎると、それだけ心臓に負担がかかりますからね・・・。
・・・と、言う事で
今回は、心胸比の事(ナンバー211)を
おまけでアップしましたので・・・。