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今回も保存期の皆様向け・・・・。
 
・・と、言うより、今回は、透析患者さんにも、読んでもらいたい記事ですね・・・。
 
今回は、透析患者さんの「就労(就職)」についてです・・・。
 
 
今回の記事を描く上に当たって、正確に描こうと・・・。
 
東腎協さん、に電話をして、透析患者さんの「就職」について、お伺いしました・・・。
 
(東腎協のスタッフのみなさん、ご協力有難うございました・・・)
 
 
まず、透析患者さんがどの位働いているかを、聞き ましたが・・・。
 
 
ビックリしました・・・!!!
 
 
働いている患者さんは、ほんの一握りだそうです・・・。
 
圧倒的に、働いてない患者さんが多いとの事・・・。
 
 
僕は、透析ブログ仲間なんかは、結構、働いている人が多くいるから・・・。
 
それなりに、みんな、職に就けているモノかと思っていましたが・・・。
 
 
一握りしかいないなんて・・・。
 
 
 
7月8日付けの産経新聞でも、透析患者の就職の事を記事で書いていますね・・・。
 
 
それを透析ブログ仲間のアロハさんがいち早く、ブログで取り上げていました・・・。
 
 
 
 
東腎協のスタッフも、産経新聞の記事でも・・・。
 
透析患者が、働けない大きな理由として・・・。
 
やはり「時間」を、取り上げていますね・・・。
 
 
透析は、どうしても、週3回、4~5時間しなければならないから・・・。
 
どうしても、通勤時間を削られたり、不規則になります・・・。
 
それを雇用主は毛嫌いをすると・・・。
 
 
 
産経新聞では、雇用が進まない原因として・・・。
 
透析患者への、理解のなさや誤解があると書いてありますが・・・。
 
 
ホント、そうですね・・・。
 
通勤時間を配慮してもらい・・・。
 現実に、透析をしながらも働いている患者さんもいますからね・・・。
 
働いてる透析患者さんは、非透析日の時は、残業をして・・・。
健康の人と変わらないくらいの仕事量をこなす様にしてると言いますね・・・。
 
 
通勤時間の配慮してくれれば・・・。
 
透析をしてても、ちゃんと働けるのに・・・。
 
 
 
しかも、産経新聞にも、書いてありますが・・・。
 
就職に透析時間が、足かせになっているのに・・・。
 
16時ぐらいから~22時ぐらい(施設によって時間は異なります)に行う夜間透析・・・。
 
その夜間透析を廃止してしまう、施設が増えていると言います・・・。
 
 
その為に・・・。
 
ますます、働く時間が無くなり・・・。
 
ますます、働き口が少なくなると言う、自体が起きていいます・・・。
 
 
実際、働いている透析患者さんの通院している施設が、夜間を廃止しをしてしまい・・・。
 
他の夜間をしている施設に、転院するはめになった患者さんも現にいますよね・・・。
 
その事を、僕のブログでも記事にしています。
 
 
 
 
 
後、就職できない理由として・・・。
 
事業主にかかる医療費(健康保険)も、上げられていますね・・・。
 
透析医療費は、患者への自己負担には軽減制度があるが・・・。
 
逆に、患者の自己負担分以外の医療費は、健康保険(保険者)からの支払いとなる・・・。
 
その為、会社が独自の健保組合を持つ企業は、透析患者の雇用をためらう面もあると言います・・・。
 
 
早い話、透析患者は、お金がかかるから、イヤだと言う事ですね・・・。
 
 
これは、大きな会社だと、さほどの負担にならない様ですが・・・。
 
中小企業などの、小さな会社だど、かなりの負担になるようですね・・・。
 
 
この様な理由から、透析患者さんの就職は狭き門になっているようですね・・・。
 
 
 
そこで、産経新聞にも書いてありますが・・・。
 
全腎協から、雇用主向けの・・・。
 
「雇用主の方に、透析患者が働くために知ってほしいことと言う、ハンドブックを製作して・・・。
 
少しでも、透析患者への理解を深め・・・。
 
少しでも、職に就ける透析患者が増えるようにと・・・。
 
社会(企業)に、アピールしていく活動を始めるようですね・・・。
 
 
 
 
今、kusakari先生の掲示板でも、この産経新聞の事を取り上げていますね・・・。
 
 
 
 
アロハさんの記事へのコメントや・・・。
 
kusakari先生の掲示板のコメントも、すごく興味深い意見が多くありますね・・・。
 
是非、読んでみてください・・・。
 
 
 
そのコメントの中で、ヨウ北海道さんが・・・。
 
(ヨウ北海道さんのコメントの抜粋です)
 
厳しいことを申し上げると、患者側も考え方を変えないと思うこともあります。
 
まだまだ働くことができるのに、障害年金がほどほど入るから働かなくていいと言われるとがっかりします。
 
行政や全腎協をあてにして、いくら待ってても仕事はきません。
 
・・・と、言っています・・・。
 
 
企業の透析患者への、意識の変革・・・。
 
そして、透析患者自身の意識の変革・・・。
 
この二つが・・・。
 
透析患者さんの就職の窓口を広げる、ポイントかもしれませんね・・・。
 
 
 
各都道府県の患者会によっては「就職サポート」をしています・・・。
 
就職の事で相談したい事があれば・・・。
 
自分の地域の患者会に、相談してみてください・・・。
 
 
 
次回は、保存期の皆様へとして、透析患者さんの「生きがいを持つ事の大切さ」をやる予定です・・・。
 
 
 
 
 
不定期なおまけ
 
 
保存期のみなさんも、透析を始めると・・・。
 
腎機能が完全に無くなり、オシッコが出なくなり・・・。
 
無尿になる事は知っていると思います・・・。
 
 
やはり、無尿になる事は、気分的に・・・。
 
「イヤだな~」って、思っていると思います・・・。
 
 
 
僕も、透析導入をして5年間ぐらいは、オシッコが出ていましたが・・・。
 
これが、出なくなるなんて・・・。
 
「考えただけで、恐ろしい事だな~」って、思ってました・・・。
 
 
僕の場合、在宅透析を始めたら、出る量が減り・・・。
 
今は、スズメの涙程度は出ますが・・・。
 
ほとんど無尿状態なりました・・・。
 
正直、出なくなった時は、ショックもありました・・・。
 
 
しかし、出なければ出ないで、それは便利な面もあるんですよ・・・。
 
その便利な面とは、ズバリ・・・。
 
トイレに行かなくてすむって事ですね・・・。
 
 
透析ブログ仲間のまゆげさん、あまのんたさんのエピソードを描かせてもらいましたが・・・。
 
 
ホント、こんな感じになりますね・・・。
 
 
まぁ、出なければ、もちろん、体重が増えるので、大変な面も確かにありますが・・・。
 
 
でも、モノは考えようで・・・。
 
トイレに行かずにすむ~!!!
 
・・・と、前向きに捉えて行きましょうね・・・。
 
 
 
 
 
ナンバー112
 
 
この漫画は、当時、なかなか職に就けない、GONさんの事を描かせてもらったモノです・・・。
 
今は、無事、パートも見つかり、バリバリ働いていいます・・・。
 
 
しかし、当時はなかなか見つからず苦戦をしていましたね・・・。
 
 
やはり、面接の時に、透析をしてる事を言うと・・・。
 
とたんに、反応が悪くなると言ってました・・・。
 
 
でも、GONさんは偉い人ですよ・・・。
 
透析をしている事を隠したくない・・・。
 
・・・と、言う、強い思いから・・・。
 
 
透析をしている事で、不採用になっているのに・・・。
 
あえて透析をしている事を隠さず・・・。
 
面接を受け続けたと言いますからね・・・。
 
ホント、素晴らしい事ですよね・・・。
 
 
そして、今、働いている店で、無事、採用となりました・・・。
 
ホント、良かったですね・・・。
 
 
 
もちろん、健康の人でも、就職をするためには・・・。
 
働きたいと言う、熱意は必要となります・・・。
 
 
透析患者さんも・・・。
 
健康の人以上に・・・。
 
本人の働きたいと言う、気持ち、熱意、情熱が・・・・。
 
必要だと言う事ですね・・・。
 
 
 
 
 
ナンバー113
 
 
 
患者さんって、大きく分けて、二通りのタイプがいると思います・・・。
 
一つは・・・。
 
自分の病気や症状を、事細かく・・・。
 
(患者さんによっては、回診以外でも、廊下に歩いてる主治医を捕まえて・・・)
 
「あ~だ、こ~だ」と、うるさいくらいに、主治医に話しタイプと・・・。
 
 
もう一つは・・・。
 
自分の症状は、あまり、話せないタイプ・・・。
 
・・・と、いると思います・・・。
 
 
 
僕は、山猫クリニックでお世話になっている時・・・。
 
隣のベットのNさんは、あまり、自分の事を話せないタイプでしたね・・・。
 
 
だから、漫画でも描きましたが・・・。
 
怪我をしているのに・・・
 
回診の時に、医師に・・・。
 
変わりあるのに・・・。
 
「変わりありません」と、言ってしまうような人でしたね・・・。
 
 
もしかしたら、Nさんの様なタイプの患者さん・・・。
 
特に、お年寄りの患者さんには、多くいるもしれませんね・・・。
 
 
こんな時は、やはり、スタッフが頼りになりますね・・・。
 
ある意味、医師より、スタッフの方が患者に対して、身近な存在ですからね・・・。
 
 
でも・・・。
 
今は、患者さんの数が増えてしまい・・・。
 
マンモスクリニックが増えていると言います・・・。
 
しかも、患者数に対して、スタッフの数の少なさも、問題となっています・・・。
 
こう言う状況下で、Nさんみたいな、患者さんって、どうなるんでしょうか・・・?
 
 
患者に対しての、きめ細やかな対応が出来るのかどうか・・・?
 
少し不安を感じますね・・・。