今回も、山羊先生から提供していただいた、学習会の資料からお送りします・・・。
今回は「内シャントの保護(一般的注意)」です・・・。
内シャントは、透析患者さんにとっては命綱です・・・。
なので、日頃からの内シャントの観察が大切な事となってきますね・・・。
内シャントの保護(一般的注意)
毎日シャントの血流(音)を確かめる
吻合部の近くに手を当て流れ(スリル)を確認
シャントを傷めない様な使い方をする
穿刺部位を毎回変える(同じところはダメ)
きちんと止血し、翌日には必ずガーゼ類を取り除く
シャントの流れの圧迫を避ける
物をぶら下げない
叩かない
時計・腕輪をしない
止血時に過度・長時間の圧迫をしない
袖口を締め付けない
シャントの腕の運動をして、血流を発達させる
シャントの腕を冷やさない(保温する)
内シャントの保護の第一歩は・・・。
いつも
血流を確かめる癖を付ける事!!
良好な内シャントだと
スリルを触知することで
流れの良好であるかどうかの確認が出来ますね・・・。
そして、内シャントを保護をする配慮の中で、最も重要なのは・・・。
吻合部を含めて
シャントの流出路を圧迫しない事!!
しかし
モノを持ったり手や腕を動かす事は問題が
無いので、術後1週間程度を通過したら
シャント肢に血流を呼ぶ為にも
積極的に運動を行う事
未発達な内シャントでは
血管の収縮を予防する為に
冬期間などは冷やさない様にする
シャントは、透析患者さんの命綱と言われますが・・・。
去年の年末にシャントトラブルにあって、ホント、つくづく「命綱」だと、思うようになりましたね・・・。
僕が、トラブルになってしまった原因は
まさにシャントの観察不足によるものですね・・・。
シャントが、すごく発達していて、血流も良かったから・・・。
ほとんど
シャントを触るなんて事はしてなかったですね・・・。
日頃から、シャントを触る習慣を付けておけば、未然に防げたかもですね・・・。
今は、反省して、毎日、気が付いたら
シャントを触る様にしています・・・。
2度と、シャントトラブルにあいたくないからね・・・。
後、止血後はガーゼ類を外す・・・!!!
これも、良く忘れますね・・・。
クリニックで、透析をしていた時・・・。
よく中二日経っているのに、ガーゼ(絆創膏)を付けっぱなしって、よくありましたね・・・。
長い事付けて行くと、感染を引き起こすと聞いた事がありますので
翌日には、必ずとって、清潔にしておいた方がいいようですね・・・。
命綱の内シャント・・・。
日頃の観察&注意で
いつまでも使い続けられるようにしたいですね・・・。
注意
ページ数が多くなり1度にアップ出来なかったので、今回は2度に分けてアップしています・・・。
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