透析バンザイ!!!

透析の医療、透析の事はもちろん、患者の事、仲間の事、腎不全の事、などなど幅広く透析の事か描いています。

2012年07月

イメージ 1
イメージ 2
イメージ 3
イメージ 4
イメージ 5
イメージ 6
イメージ 7
今回も、山羊先生から提供していただいた、学習会の資料からお送りします・・・。
 
今回は「内シャントの保護(一般的注意)」です・・・。
 
 
内シャントは、透析患者さんにとっては命綱です・・・。
 
なので、日頃からの内シャントの観察が大切な事となってきますね・・・。
 
 
内シャントの保護(一般的注意)
 
 
毎日シャントの血流(音)を確かめる
 
 吻合部の近くに手を当て流れ(スリル)を確認
 
シャントを傷めない様な使い方をする
 
 穿刺部位を毎回変える(同じところはダメ)
 
 きちんと止血し、翌日には必ずガーゼ類を取り除く
 
シャントの流れの圧迫を避ける
 
 物をぶら下げない
 
 叩かない
 
 時計・腕輪をしない
 
 止血時に過度・長時間の圧迫をしない
 
 袖口を締め付けない
 
シャントの腕の運動をして、血流を発達させる
 
シャントの腕を冷やさない(保温する)
 
 
 
内シャントの保護の第一歩は・・・。
 
いつも
 血流を確かめる癖を付ける事!!
 
 
良好な内シャントだと
スリルを触知することで
 流れの良好であるかどうかの確認が出来ますね・・・。
 
 
そして、内シャントを保護をする配慮の中で、最も重要なのは・・・。
 
吻合部を含めて
 シャントの流出路を圧迫しない事!!
 
 
しかし
モノを持ったり手や腕を動かす事は問題が
 無いので、術後1週間程度を通過したら
 シャント肢に血流を呼ぶ為にも
 積極的に運動を行う事
 
 
 
未発達な内シャントでは
 血管の収縮を予防する為に
 冬期間などは冷やさない様にする
 
 
 
シャントは、透析患者さんの命綱と言われますが・・・。
 
去年の年末にシャントトラブルにあって、ホント、つくづく「命綱」だと、思うようになりましたね・・・。
 
僕が、トラブルになってしまった原因は
まさにシャントの観察不足によるものですね・・・。
 
シャントが、すごく発達していて、血流も良かったから・・・。
 
ほとんど
シャントを触るなんて事はしてなかったですね・・・。
 
 
日頃から、シャントを触る習慣を付けておけば、未然に防げたかもですね・・・。
 
今は、反省して、毎日、気が付いたら
シャントを触る様にしています・・・。
 
2度と、シャントトラブルにあいたくないからね・・・。
 
 
後、止血後はガーゼ類を外す・・・!!!
 
 
これも、良く忘れますね・・・。
 
クリニックで、透析をしていた時・・・。
 
よく中二日経っているのに、ガーゼ(絆創膏)を付けっぱなしって、よくありましたね・・・。
 
 
長い事付けて行くと、感染を引き起こすと聞いた事がありますので
翌日には、必ずとって、清潔にしておいた方がいいようですね・・・。
 
 
 
命綱の内シャント・・・。
 
日頃の観察&注意
いつまでも使い続けられるようにしたいですね・・・。
 
 
 
 
 
 
 
注意
 
ページ数が多くなり1度にアップ出来なかったので、今回は2度に分けてアップしています・・・。
 
左上部にある「ゲストブック」の下にある「すべて表示」
クリックすると、続きの「おまけ&ナンバー216」が出てきますので・・・。(^^)
 
 

イメージ 1
イメージ 2
おまけ
 
 
大学病院だと、必ず、教授の回診がありますね・・・。
 
よく言われる「大名行列」って、奴ですね・・・。
 
僕が、よくお世話になっていた大学病院の腎臓内科は
教授の回診日は、看護師長さんはじめ、多くの看護師さん達がピリピリしているので・・・。
 
初めての時は
「教授回診って、一体どんなんだろうか・・・?」
 
・・・と、変にドキドキした事を思えていますね・・・。
 
変に緊張してしまうので、個人的に教授回診って、好きになれなかったですね・・・。
 
 
 
 
 
ナンバー216
 
 
100%ととは、言えないけど・・・。
 
大体、2~3年に1回の割合で、
 
スタッフによるヒューマンエラーで
透析患者さんが死亡してしまう事件が
起きてる気がします・・・。
 
 
どうして起きてしまうのでしょうか・・・?
 
 
一つ言える事は・・・。
 
透析って、プライミングして、穿刺して、回収してと・・・。
毎回同じ作業の繰り返しだから・・・。
スタッフの治療に対する注意が
希薄になる事が原因じゃないかと思います・・・。
 
 
同じ作業の繰り返しは、在宅でも同じで・・・。
 
在宅で透析をしていても、毎回同じ作業の繰り返しだから、
時々ですが、ハッとする事が起きたりします・・・。
 
 
かなり前ですが、へパリンをセットをするのを忘れ、穿刺中に気付き・・・。
 
急いでセットしたと言う経験をしました・・・。
 
「毎回同じ作業の繰り返しで
どこか気が緩んでいたな
気を付けないと・・・」
 
・・・と、気持ちを立て直したりします・・・。
 
 
在宅の場合
自分自身の事になるから
気持ちの立て直しは
半端無くしっかりとやりますね・・・。
 
 
では
クリニックのスタッフはどうなんだろうか・・・?
 
 
ハッとする事が起きて、おそらく、気持ちを立て直す事をするんだと思うけど・・・。
 
その気持ちを立て直す度合いって
どんなものなんだろうか・・・?
 
在宅患者と同じぐらいの
気持ちの立て直しか・・・?
それとも
中途半端な気持ちの立て直しなのか・・・?
 
 
 
人間だから、100%完璧には出来ない事は百も承知ですが・・・。
 
でも、ヒューマンエラーによる
透析患者が亡くなる事は
限りなく0(ゼロ)にして欲しいですね・・・。
 
 

いつも訪問&コメント、有難うございます。m(_ _ )m
 
28日(土)、29日(日)、30日(月)と、出掛けてしまうので、31日(火)に、更新しますので・・・。
 
よろしくお願いします・・・。m(_ _)m

イメージ 1
イメージ 2
イメージ 3
イメージ 4
イメージ 5
イメージ 6
イメージ 7
イメージ 8
イメージ 9
今回は、山羊先生のシャント学習会は、お休みします・・・。
 
 
今回は、シリアスうたさんの、シャントトラブルのお話しです・・・。
 
うたさんから、その時の事を詳しくメールで書いてもらい、送ってもらいましたが
 
漫画にすると、どうしても細かいニュアンスまで描けないので
 
臨場感溢れる、うたさんのメールもアップしますね・・・。
 
 
そのメールです。

 
左手のシャントに元々結構立派な瘤があり、その瘤の薄くなった部分が更に膨らみ鏡餅状態(スタッフさん言う所の「乳頭状」)になっていたですけど、自分の都合ですぐに手術はせずに暫く様子見してたです。
 
ある日、透析日の土曜日朝にその「瘤の上の小さい瘤」」の表面が少し赤くなっていたので透析時にその箇所を外科の先生に診てもらった処、次の透析日に入院手術の日程調整再度相談する事となりその日は普通に透析し帰宅しました。
 
その日の夜は翌日あるブロック患者会総会に参加する為に深夜の都市間長距離バスにて、途中出血した場合に備え瘤部位をカバーした状態で予定通り約6時間のバス移動。そして日曜日に無事総会に参加し帰宅。何事もなく過ごしたです。
 
翌日月曜日朝。
 
いつものように一緒に店をきりもりしている母は通院へ、自分は一人店を開け店中や外をウロチョロとしている内に店中にてフと左腕長袖中に濡れた感覚があり「あ、出血しちゃったかな?」と。
 
でも濡れた感覚的には『小さい穴から可愛く血が吹き出ている程度』かと思ったのでおもむろに上着を脱いだらば「シュー」と音が聞こえてくるような凄い勢いでシャント瘤から血が遥かかなたまで綺麗な弧を描き吹き出してたです(後日計測したところ飛距離記録約170センチ)

過去に止血ぶそくで穿刺あとからの出血経験はあるですけど針穴と瘤が裂けた(?)違いか、明らかにその時より飛距離が長く、弧を描く血のライン(?)が太かったです。
 
慌てて思わず側にあったティッシュで出血を押さえたもののティッシュではすぐ血が染みつたってダラダラ垂れて落ちるだけ。
 
「こんな時は指で直接止血だ」と、店の中の汚しても大丈夫そうな壁際にしゃがみ、血の出るであろう方向を壁に向けて(犬とか猫のマーキングみたいと思いつつ)押さえてたティッシュを一旦外し、、、と、
 
壁に当たった血が勢い良すぎて跳ね返り顔に返り血がかなり、、、
 
そして人差し指で直接止血、、、
 
でも血の出る圧力(?)が強くて指が弾き返されそうな上に血でヌルヌルして押さえる位置がうまく定まらず、指と穴の隙間から血が顔に向けて吹き出してきて更に返り血が、、、
 
この感じ何かに似てる、、、そう、子供の頃に公園の水飲み場で上向きになってる蛇口穴を指で押さえちょっとずらして水を出すと横に向かって勢いよく水が飛んでいって、友達と水をかけあって遊んだあの時のアレ、、、懐かしい、、
 
何て思いふけている場合じゃなく
人差し指で上腕間接近くの瘤を強く押さえ、勢いに負けないよう親指で腕を反対がわから押さえて挟んでる状態なので、シャント肢側手のひらを上に向けた状態のままあまり捻れず間接も曲げられずな状況
 
病院へ連絡するにも駆け込むにもこのままじゃ厳しいので腕が自由になるように何かで止血しようと
近場にあった単3電池(圧迫するつもり)とガムテープ(で貼りつけるつもり)をシャント肢側ですくいあげるように取り

血が飛んでも大丈夫かなと店の外にて作業。
 
商店街だけど時間帯的にあまり人通りもいないし、他の店の人もさほど外は見てないだろうと(ご近所に助けを求めるほどでもと)

店前にしゃがみシャント肢側手でガムテープをきって用意をし、おもむろに瘤を押さえてた指を外すと、、、
 
さっきより明らかに遠くまで血が飛んで(後日計測にて飛距離記録約2メートル)

焦りつつも予定通りガムテープで電池を、、、って、
 
何か電池じゃ無理みたいで、、、
 
ガムテープも血のぬるぬるで皮膚に貼りつかないですし、、、
速攻諦め再度今度は親指で指で穴を押さえ残りの指で反対側から挟みつける形に。相変わらずシャント肢は手のひらを上にしてほぽ真っ直ぐ伸ばしたまま動かせず。
 
あまりドギマギすると心拍数とか血圧上がって余計止血しにくいかもと、とりあえず一旦店中で座って息を整え、、、
 
基本に忠実に病院に連絡を。
 
いかんせん腕曲げられないので携帯電話は扱えず、病院電話番号を探して据え置き電話受話器にて、顔の所に持ってくる事が出来ないので「ハンズフリー」なるボタンをポチっと押し受話器持たずに会話出来る機能で病院へTELし、スタッフさんの指示により直接病院へ向かう事になりました。
 
店中と店前のかなり派手な血の掃除は無理なので中々に怪しい雰囲気をかもしだしたまま放置。
病院から帰ってくる母へメモも残せないけど土曜日の段階で瘤の事伝えてあるから状況見たら察しがつくだろうと。

店先に「外出中」の立て札を置き、さきほど脱ぎ捨てた上着を、固定状態のシャント肢に引っかけたり棚に引っかけたりして血まみれシャント肢にかぶせて腕を隠し

顔の返り血は乾いてパサパサになったので肩に顔を擦りつけたらほぼ取れたけど、眼鏡についてる血しぶきは逆にガッチリこびりついてしまい取れず。
 
にしても
この姿どう考えても怪しい、、、
 
普段なら歩いて行くくらいの近い通院透析施設ですが流石にこの状態では無理なので、店を出て足早且つこそこそと(←かえって怪しさ倍増)タクシーの流れている通りへ
 
この姿で手を上げてもきっと怪し過ぎてタクシー停まらないだろうと信号待ちしている空車タクシーに、腕をなるべく目立たないよう下ろして近づき、可能な限りの笑顔を作り運転手さんに『乗っていいですか?』と目で合図(←これはこれで微妙に怪しい)し乗車。

運転手さんからはミラー越しで眼鏡に血しぶき浴びて両腕を上着で隠してる人物が見えるわけで、乗車して間髪いれず「●×病院までお願いします!いや~ちょっと血管傷ついて血が出ちゃったもんで~中々止まらなくて~ははははっ。いやいや今はもう多分止まってると思うんですけどね。一応念のためにですね、通ってる病院に電話したらば直接来てというもんで~ははははっ」と一方的かつ一気に、必死で決して怪しい者ではないですよとアピール。
 
そんなこんなで病院に到着し、腕が動かせず自分のズボンのポケットに手が届かないので運転手さんにポケットから財布を出してもらい清算。
 
そそくさと透析フロアへ向かいスタッフさんに処置をしてもらう頃には出血部位は塞がってました。
で、手術室の都合がついたのでそのまま当日手術へ。

手術中に外科の先生にどうやって病院来たのか聞かれ、自分で押さえてきましたと答えたらば苦笑いされ。という顛末でした~
 
 
 

うたさんの経験した、シャントトラブルは、ちょっと怖いですね・・・。
 
シャントって、ある意味、動脈がむき出し状態って感じですからね・・・。
 
そう考えると・・・。
怖いものが腕にあるんだな~って
改めて、思ってしまいますね・・・。
 
 
 
大きいものから小さいものまで・・・。
 
シャントトラブルは、色々とあるけど・・・。
 
極力、トラブルは起きて欲しくないですね・・・。
 
 
 
kusakari先生から・・・。
 
このようなシチュエーションでは,必ず<b> 救急車を御利用下さいませ <b>
 
 
 
 
ナンバー214
 
 
 
勉強してないと言うか・・・。
 
あまり透析の事を知らないと言うか・・・。
 
知らな過ぎると言うか・・・。
 
 
透析時間を延ばすと、身体に良いって事を
知らない患者さんって、いるみたいですね・・・。
 
 
しかも、透析時間が長い人は、具合が悪い患者だと思っている患者さんもいるとか・・・。
 
 
3時間半しかしてない、患者さんが・・・。
 
5時間してる患者さんに・・・。
 
 
「5時間もしているなんて、そうとう悪いのね・・・
と、言ったって話しも聞いた事あります・・・。
 
 
意外と、透析をしていても
透析の事を勉強していない患者さんって
多かったりしますね・・・。
 
(この間、自分のDWを知らない患者さんに会いました・・・)
 
 
・・・と、言うか・・・。
 
まったく勉強会を行わないクリニックもあるようです ね・・・。
 
 
もう少し、積極的に勉強会をやってもいいと思うけど・・・。
 
 
まぁ、でも、勉強会をしても
たいがい参加する患者さんは決まっているともいいますからね・・・。
 
 
患者さん自身、透析に興味がない人が
 多くいるって事なんでしょうね・・・。
 
 
これが1番の問題だったりしますね・・・。
 
 
 
 
 
 
ナンバー215
 
 
 
みなさんは「NO!」と言える患者ですか・・・?
 
 
これが意外と言えなかったりしますね・・・。
 
 
僕自身、主治医に、何か意見する時、
 
どうしても遠慮が出てしまう
ところがありますね・・・。
 
 
かなり前の話しですが・・・。
 
シャントが塞がってしまい
シャントオペをしなければならない患者さんがいましが・・・。
 
オペをする医師が
すごくオペの評判が悪いドクターでしたので・・・。
 
 
その患者さんは、正直
そのドクターにオペをしてもらいたくなかったと言います・・・。
 
でも「他の病院で、オペをしたい」と、言えず・・・。
 
泣く泣く
その評判の悪いドクターに、オペを受けてしまったと言います・・・。
 
 
結局、オペをしても、すぐ塞がってしまい・・・。
 
今度は、評判の良いクリニックで、オペをする事になりました・・・。
 
(評判の良いクリニックでしてもらったので、今もシャントは順調だと言います・・・)
 
 
その患者さん曰く・・・。
 
「最初っから
そのクリニックでオペをすれば良かった・・・」
 
「やはり、イヤな時は、ハッキリ言った方がいい・・・」
 
と、言っていましたね・・・。
 
 
でも、「ON!」と、言って、その意見を受け入れてくれる医師も居れば・・・。
 
「ON!」と、言ったら・・・。
「なら、もう面倒みれないから、転院しなさい」と、言う医師もいるとか・・・。
 
患者って、そんなに弱い立場なの・・・?
 
 
 
 
 
 
 
幸せについて・・・。
 
 
 
急きょ、「幸せについて」やろうと考えています・・・。
 
(本人が削除してくださいと書いてあったので、もう削除してしまいましたが・・・)
 
実は、コメントの中に「もう透析がイヤだ」と言う、「死」を、臭わすモノがあったので・・・。
 
(マジ心配しています。今どうしているのか?と・・・。生きていればいいけど・・・)
 
 
「幸せについて」と、言っても、あくまでも僕が知っている「幸せになる術」ですけどね・・・。
 
・・・と、言っても、僕自身、保存期の時に、精神的にかなり苦しんで・・・。
 
「どう生きれば幸せになれるのかな・・・?」と、色々と勉強をしてきましたから・・・。
 
「幸せについて」かなり深い話が出来ると思います・・・。
 
 
簡単に幸せとは何か?・・と、言えば・・・。
 
「心の幸せ」と「物質的な幸せ」と「運」の3種類あります・・・。
 
この3つを、詳しくやる予定です・・・。
 
みなさんの幸せになるヒントになれば、幸いです・・・。
 
 
 
後、「腎臓病のでんわ相談」って知っていますか・・・?
 
今までは、生活や食事の相談が中心だったようですが・・・。
 
最近は、心の相談もしているようですよ・・・。
 
ちょっと悩みがある方は、1度電話をしてみてもいいかもね・・・。
 
「腎臓病なんでも相談所」で検索をすると出てきますよ・・・。
 
 
 

イメージ 6
イメージ 1
イメージ 2
イメージ 3
イメージ 7
イメージ 4
イメージ 5
今回も、山羊先生から提供していただいた資料からお送りします・・・。
 
 
今回は
「シャントオペ後の観察&シャント肢の運動」についてです・・・。
 
 
 
シャントオペ後、大切な観察とは?
 
 
①シャント音、およびスリルが良好かどうか・・・?
 
②傷口から出血や浸出液がないか・・・?
 
③傷口が感染を起こしていないか・・・?
 
④手指に浮腫みはないか・・・?
       
    両腕を比較
       
⑤手指に冷感・しびれ・痛みはないか・・・?
 
 
 
この5つとなります・・・。
 
中でも、
①のシャント音とスリルの観察は、怠らない事・・・。
 
 
 
 
 
シャント肢の運動について・・・。
 
 
作製した内シャントの発達を促す為に、
 
手術(傷)の痛みがとれた頃から
 
積極的にシャント肢の運動をしましょう・・・。
 
 
 
運動は、
主に、ゴムまりなどの把握運動が中心となりますが・・・。
 
1日の回数の上限が無いので
 繰り返し行いましょう。
 
 
また、シャント肢に血流を呼ぶ為にも、
 
手術をした手や腕を
日常の生活の中で積極的に使いましょ う。
 
 
そして、
把握運動や前腕の屈伸運動に加え・・・。
 
 
更に反対の手で
 シャントの流出路を軽く駆血すると
 血管内の内圧が高まり
 
 緩やかなPTAと
 同様の効果が期待されます。
 
 
 
 
注意・・・!!
 
ある程度傷が治癒する術後1週間後に開始する事
 
シャントを潰さない様に駆血する事
 
時間は数分以内に止める事
 
痛みが悪化する様なら、無理をしない事
 
 
 
 
 
なお、血管が細いと分かっている患者は
 
術前から、この「駆血+手や腕の運動」をすると
 
静脈が拡張させる効果が得られると言う意見もある
 
 
この場合は強く駆血して
腕が苦しくなるくらいまで、時間を十分に長く行う
 
 
 
 
今回、山羊先生から、提供しもらった資料を読んで
 
思わず「へ~!!そうなんだ~!!と、思った事は
 
やはり
シャント肢の運動ですね・・・。
 
 
ゴムまりなどで
把握運動をする事は、誰もが知っていると思いますが・・・。
 
その運動に加え
前腕の屈伸運動もしたほうがいいと・・・。
 
 
この屈伸運動は知らなかったですね・・・。
 
 
知らないどころか
僕が初めてシャントを作った大学病院は、腕を曲げる事を禁止されていましたから・・・。
 
 
 
しかも、術後、痛みがとれたら
 
(無理しない程度に)
PTAと同様な効果がある、
反対の手で駆血する事も
 
初めて知りましたね・・・。
 
 
 
血管が、あまり発達しないで、悩んでいる人は・・・。
 
把握運動
 
屈伸運動
 
反対の手で駆血
 
この3つを、根気よく、繰り返してみて下さい・・・。
 
結構、効果があるかもね・・・。
 
 
 
 
 
 
おまけ
 
 
 
いまさんやまピーさんは、共に6時間透析をしていますが・・・。
 
 
共に、長時間透析をしている仲間がいるって
いいですよね・・・。
 
 
 
僕が、前にお世話になっていた、クリニックでは・・・。
 
僕の時間帯で5時間透析をしている患者さんが
僕しかいなかったから・・・。
 
他の患者さんは、4時間で終了して帰宅してしまうので・・・。
 
最終的に、透析室には
僕一人が、ポツンといる状態でしたね・・・。
 
 
透析室に、ポツンと、一人でいる状態いって
結構、寂しいモノがありましたね・・・。
 
 
 
しかも、僕は、午前中に透析をしていましたが・・・。
 
昼過ぎぐらいから、午後の患者さんが入室してきて・・・。
 
なんか、居心地が悪かったのを覚えていますね・・・。
 
 
長時間透析をするにしても、仲間がいるのといないとでは、気分的に違いますね・・・。
 
 
 
ちなみに・・・。
 
もう、分かっていると思いますが・・・。
 
漫画の中で、「ラブラブ透析治療」と、僕が勝手に言ってるだけで・・・。
 
そんな透析はありませんので・・・。
 
 
 
 
 
 
不定期なおまけ
 
 
 
ちょっと前の、全腎協の機関紙の「ぜんじんきょう」の中に・・・。
 
透析量を増やせば、男性機能が改善する
と言う記事がありましたが・・・。
 
 
その記事を読み・・・。
 
何故、透析量を増やすと、男性機能が改善するのか・・・?
 
・・・と、ず~っと、不思議に思っていました・・・。
 
 
そして、ある日、テレビの健康番組で
 
動脈硬化になると、細い血管が詰まってしまうので
インポになるとやっていました・・・。
 
 
それを見て・・・。
 
なるほど!!
 
もしかしたら、透析量を増やすと
動脈硬化が改善されて
男性機能が改善するのかな・・・?
 
 
・・・と、思い、早速、山羊先生に聞いてみました・・・。
 
 
山羊先生からは・・・。
 
動脈硬化の改善で(男性機能が改善する事が)
もしそれが可能なら・・・。
 
透析量を増やしても、かなりの時間が必要と思うので・・・。
 
それ以外のメカニズムの方が考えやすいでしょう・・・。
 
・・・との回答でした・・・。
 
 
 
どっちにしても、男性機能障害は
色んな要因が絡んで起こるモノなので・・・。
これが原因とは言えないようですね・・・。
 
 
まぁ、理由は何であれ・・・。
男性透析患者諸君・・・!!
透析はしっかりとして行きましょう・・・!!
 
 
 
 
 
 
ナンバー213
 
 
 
いなかんさんの師匠が言った・・・。
 
穿刺になれてくると
患者の手が「物」に、見えてくる。
だから、自分の「親、兄弟」と思って遣りなさい。
 
 
これって、医療者なら、絶対に肝に命じないといけない事だし・・・。
 
初心忘れべからずじゃないけど・・・。
 
絶えず、「自分の「親、兄弟」と思って遣る」
・・・と、言う原点に戻る必要はありますよね・・・。
 
 
人間って、慣れが出てくると、ついつい大切な事を忘れてしまいますからね・・・。
 
 
それにしても
患者が「物」にしか見えない医師・・・。
結構いたりしますからね・・・。
 
 
 
最近、感じている事ですが・・・。
 
良いドクターと
イマイチなドクターの違いは何か・・・?
 
それは・・・!!!
 
 
良いドクターほど、ドクターの方から
患者に近づいてきて・・・。
患者との距離が、あまり無く・・・。
 
 
イマイチのドクターほど
患者に、あまり関心が無く・・・。
患者との距離がある・・・。
 
 
そんな感じがしますね・・・。
 
 
 
ひどい医師は・・・。
 
データーだけ診てれば、全てが分かると言って・・・。
 
回診をしないで
採血のデーターだけしか診ないと言う
医師もいるみたいだしね・・・。
 
 
これだと、政金生人先生が言ってる、「患者の愁訴」なんて、完全に無視してますね・・・。
 
 
 
患者さんを
ちゃんと診て~!!!!
・・って、感じですよね・・・。
 
 
 
 
 
 
 cocoro9nさんへ・・・。
 
 
8月4日行われる、シモンK先生との食事会の幹事の三浦果織さんのフェースブックです・・・。
 
フェースブックの登録をしていないようなら、登録をしてログインしてください。
 
 
 
場所など、徐々に決まってきているようなので、チェックしてみて下さい・・・。
 
 

↑このページのトップヘ