山羊先生から、シャントの学習会の資料を提供をしていただいたので・・・。
(山羊先生、有難うございます・・・)
今回から、シャントの学習会をしていきたいと思います・・・。
みなさんは、バスキュラーアクセスって・・・。
聞いた事がありますか・・・?
僕は、去年の年末、シャントトラブルが起きて、女子医大に行く際・・・。
クリニックで書いてもらった紹介状の宛名に
「バスキュラーアクセス外来」と書いてあり・・・。
バスキュラーアクセスと言う言葉を知りました・・・。(結構、知るの遅いですね・・・)
バスキュラーアクセスとは・・・。
透析をする際、血液を抜き出し、戻す出入り口が 必要となりますが・・・。
その出入り口の事を
「バスキュラーアクセス」と言います。
以前は「ブラッドアクセス」と言っていましたが・・・。
今は「バスキュラーアクセス」と言う様になったようですね・・・。
バスキュラーアクセスとなる血管・・・。
その血管を、みなさんが良く知っているシャントと言いますが・・・。
そのシャントの事を、これから色々と学んでいきたいと思います・・・。
今回は、基本中の基本
シャントを長持ちさせるには
日頃からのシャントの観察が大切になってきますが・・・。
その観察とは・・・。
シャントの音を「聞く」
シャントのスリルに「触れる」
シャントをよく「見る」
この3つと言う事ですね・・・。
僕も、去年の年末にシャントトラブルが起きて、イヤな思いをしてるので・・・。
日頃から、自分のシャントを
「聞く」「触れる」「見る」と言う観察をする様にしてますね・・・。
実は、先週の土曜日に、
シモンK先生とブログ仲間の宿野部さん、
宿野部さんの主治医の菅沼先生
・・・と、その他数名と、飲み会がありました・・・。
その時、宿野部さんのシャントの話題が出て・・・。
宿野部さんが、腕をめくって、自分のシャントを見せたのですが・・・。
シモンK先生が、シャントを触り
すぐ「あっ!石化化している・・・」と・・・。
石灰化を発見・・・!!!
僕も、触らせてもらいましたが、確かに、シャントが硬くなっていました・・・。
宿野部さんも、まさか石灰化しているとは思わず
ビックリしてい様でした・・・。
その石灰化で、シャントの血流が悪くなっているワケでもなく・・・。
今のところ問題は無い様ですが・・・。
シャントを、長持ちさせる為にも、日頃からの
「聞く」
「触れる」
「見る」
・・と言う、観察が大切なのが分かりますね・・・。
注意
漫画に登場する、いまさん、うたさん、じくさんは実在しますが・・・。
漫画の中の、いまさん、うたさん、じくさんは、あくまでもフィクションですので・・・。
漫画では、うたさんがボケ役になっていますが・・・。
実際のうたさんは、透析の事を、しっかり勉強をしていて、かなりの博学ですので・・・。
おまけ
アルブミンは、透析患者さんの元気の源ですね・・・。
数値も、「4」以上ある方が良いと言われていますが・・・。
でも、大体、3.6~3.8ぐらいが多いのかな・・・?
なかなか「4」台には行かないですね・・・。
アルブミンは、肝臓で作られます・・・。
なので、肝臓の数値も、気にした方がいいようですね・・・。
ちなみに、アルブミンの役割とは・・・?
1.いろいろな物質とくっついて
身体の隅々まで運搬する
2.アミノ酸、脂肪酸などの栄養素の運搬
3.血中の膠質浸透圧の維持
・・・との事です・・・。
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