2012年01月27日 お知らせ・・・。 昨日から、膀胱炎になってしまい・・・。 抗生剤で、一旦は熱が下がったけど・・・。 また、上がり始めたりと・・・。 下がったり上がったりを繰り返しています・・・。 なので、漫画を描く状態じゃないので・・・。 明後日(29日)の、ブログはお休みしますので・・・。m(_ _)m タグ :#練習用
2012年01月21日 データの見方・・・。(その12) 今回も、シモンK先生の学習会の資料から、お送りいます・・・。 今回は「副甲状腺(PTH-intact)」です・・・。 副甲状腺 大きさは4-5mmぐらいで甲状腺の周囲にあり 副甲状腺ホルモン(PTH)をつくる臓器です。 副甲状腺は、カルシウムとリンのバランスを保つ 重要な臓器です・・・。 副甲状腺から、PTH(ホルモン)が分泌され・・・。 腎臓と骨に、働きかけます・・・。 PTHが腎臓に働きかけると・・・。 ビタミンDが、よく働く活性化ビタミンDとなり・・・。 その活性化ビタミンDが、腸に働き・・・。 ①腸から、カルシウムを吸収します・・・。 そして・・・。 ②活性化ビタミンDは 尿から排出される、カルシウムを抑制します・・・。 副甲状腺から分泌したPTHは、骨に働きかけ・・・。 ③骨を溶かし カルシウムを、血液の中へと導きます・・・。 ①腸から吸収した、カルシウム・・・。 ②尿から抑制した、カルシウム・・・。 ③骨を溶かし血液へと導いた、カルシウム・・・。 これらの働きで、血液中のカルシウムを 正常範囲へと上昇させます・・・。 副甲状腺は、血液中のカルシウムを監視して・・・。 血液中のカルシウムが上がり過ぎたら・・・。 PTHの分泌量を抑制して・・・。 血液中のカルシウムを下げます・・・。 血液中のカルシウムが下がり過ぎたら・・・。 PTHの分泌量を増加して・・・。 血液中のカルシウムを上げます・・・。 この様に、副甲状腺は 血液中のカルシウムを、コントロールし ています・・・。 副甲状腺はややこしいので、今回は副甲状腺の機能までとしました・・・。 (もし、描きたらない点などがありましたら、言ってください。直しますので・・・・) 不定期なおまけ 1月10日・・・。 年末に受けた シャント再建オペの抜糸の為、女子医大に行ってきました・・・。 無事、抜糸も終わり、血流も良好で、これで全てが終わりとなりました・・・。 ・・・が、抜糸をしてくれた 甲斐先生から出た、最後の言葉に、ちょっとビックリしました・・・。 「他に何か、お困りの事はありますか・・・?」 正直、そんな事を言われた事は無いし・・・。 初めてだったので、返事にとまどってしまいました・・・。 別に、何もなかったので・・・。 「ありません・・・」 ・・・と、答えました・・・。 通常なら、決まった処置をしたら、もうそれ以上何もしないけど・・・。 医師の方から、患者の問題に、更に積極的にアプローチをして来てくれた事が嬉しかったですね・・・。 これって、女子医大の方針なのかな・・・? それとも、甲斐先生の個人的な考えのもとした事なのかな・・・? まぁ~、よくはから分かりませんが・・・。 患者の事を、更に深く診て 更に問題点を見出してくれる・・・。 その姿勢は、患者として、マジ嬉しい事ですよね・・・。 前回 「患者視点の新しい透析医療」の著書の、政金生人先生を紹介しましたが・・・。 その政金先生も、愛pod宣言として、より良い透析医療を目指しています・・・。 愛pod宣言 よい透析とは透析中血圧が下がらず、痛み、かゆみ、イライラ、 不眠などの不快な症状がない状態と定義します。 愛Podとは患者さん(Patient)の訴えに基づく(oriented) 透析(dialysis)のことをさします。 よい透析を達成するために努力を惜しまない透析医療を<愛Pod> と呼びます。 そのためには、透析スケジュールや透析条件、HDF療法などを いろいろ工夫する必要があります。 データありきの医療ではなく、愁訴のない透析にはどのようなメカニ ズムがあるのかを解析します。 矢吹病院は愛Pod実践のために、今後も一層の努力をすることを 宣言致します 宣言の中の、「データありきの医療でなく・・・」ってところが、嬉しいですね・・・。 愛podのHP→ http://www.seieig.or.jp/seiei-new/seiei-aipod-new.html HPの「愛podシート」をダウンロードすると・・・。 「透析医療に関する自覚症状調査シート」が出てきます・・・。 かゆみ、イライラ、ダルさなどの症状を、調査出来るシートです・・・。 これって、すごくいいと思いませんか・・・? あれこれ口頭で、医師に言うより、分かりやすいし・・・。 症状も、5段階に分かれているから、患者自身も症状を伝えやすいしね・・・。 みなさんも、自己診断してみてください・・・。 客観的に、自己診断が出来て、自分の今の症状が分かると思いますよ・・・。 どこの施設でも、このシートを導入すべきだと思いますね・・・。 そうすれば、回診の時・・・。 「お変りはありませんか・・・?」 「ありません・・・」 ・・・と、言う、そっけない回診が、無くなるかもしれませんね・・・。 ナンバー206 Iさんは、前にお世話になっていた時の透析仲間です・・・。 Iさんは、明るくて、患者さんからも人気がありましたね・・・。 僕は、今は、在宅で透析をしてるから、患者さん同士の横の繋がりがあまり無いので・・・。 時々、「やはり仲間がいる事は、いいよな~」って、思ったりしますね・・・。 実は、今日、在宅透析患者さんのお食事の会があり、行ってきました・・・。 数か月ぶりの、仲間達との再会ですね・・・。 楽しかったですね・・・。 不思議な事に、参加率がいいんですよね・・・。 「何でかな~?」って、思ったりしますが・・・。 やはり、他の在宅患者さんも、普段は孤独に透析をしていますからね・・・。 こう言う集いで、同じ境遇の仲間と会い・・・。 そして、色んな事を語り合いたいんでしょうね・・・。 それは、僕も同じですけどね・・・。 ホント、仲間って、いいですよね・・・。 おまけの情報 今日のお食事会で、田端駅前クリニックの看護師さんと技士さんが参加してました・・・。 なんか、田端駅前クリニックでも、患者さんの希望があれば、在宅透析をする予定だとか・・・。 興味がある人は、是非・・・。 HP→ http://www.tbt-toseki.jp/ タグ :#その他の病気
2012年01月15日 データの見方・・・。(その11) 明けましておめでとうございます・・・。 今年もよろしくお願いいたします・・・。 今年1発目も、シモンK先生の学習会の資料から、お送りします・・・。 今回は「リン」についてです・・・。 リン リンはカリウムと並んで、採血検査で、必ずチェックする項目だと思いますので・・・。 みなさんも、よ~く知っていると思うますので、今さら説明もいらないと思いますが・・・。 ざっと説明すると・・・。 リンの目標値は・・・。 3.5mg/dL~6.0mg/dL 全ての食品に含まれていますが・・・。 特にたんぱく質が多い、食品に多く含んでいま す・・・。 (肉、魚、牛乳、乳製品、練り製品など・・・) タンパク質1gあたり、15mg カルシウム×リン>55 55以上で、血管石灰化(動脈硬化)をきたします・・・。 主なリンの吸着剤 カルタン (タンカル・炭酸カルシウム) 副作用 石灰化の原因 レナジェル(フォスブロック) 副作用 便秘 腹部膨満 ホスレノール 副作用 噛みにくい 金属の為、体内に蓄積される 透析患者さんは、腎機能が無いので、どうしてもリンを排泄出来ないので・・・。 リンの数値が高くなってしまいますね・・・。 漫画では、リンの目標値を・・・。 3.5mg/dL~6.0mg/dLと、描きましたが・・・。 これは、透析時間4時間の血流量200の・・・。 平均的な透析をしている人に対してであって・・・。 もちろん、透析時間が、5時間とか6時間だと・・・。 リンの上限は下がります・・・。 健康の人のリンの正常値が4.5mg/dL以内ですね・・・。 リンが高くなると・・・。 副甲状腺肥大や石灰化の問題がありますから・・・。 極力、リンを高くならない様にした方がいいですね・・・。 (今回の記事で、1番言いたい事はここです!) では、リンの数値を下げる為には、どうしたらよいのか・・・? 透析効率を上げるとか・・・。 リン吸着剤を服用するとか・・・。 ありますが・・・。 すぐ思いつくのが、タンパク制限ですよね・・・。 タンパク質を制限する事でも、リンは下がりますね・・・。 でも、最近、透析のドクターで、 「食事制限をするな!」と・・・。 言う医師が、増えていますね・・・。 食事制限をする事で、栄養不足などの問題が起こるからです・・・。 (栄養不足は、免疫力が低下をしてしまい、感染症を起こしてしまいます) 今、透析医の政金生人(まさかねいくと)先生の・・・。 「患者視点の新しい透析医療」と、言う本を読まさせてもらっていますが・・・。 その中でも、政金先生は・・・。 「真っ先に、食事制限はやめるべきだ」 と、言ってますね・・・。 なので、食事制限しないで、リンを下げた方が良いと思います・・・。 1番良い方法は、透析効率を上げる事だと思います・・・。 でも・・・。 すんなりと時間を延ばしたり・・・。 血流量を高めたり・・・。 してくれる医師がいるかどうか・・・? ・・・と言う、新たな問題が発生しますが・・・。 でも・・・。 血流量は250以上!250以下にはしない!! ・・・と、言う透析の先生も、最近いますね・・・。 4時間透析の血流量200は、「透析不足だ!」と言う、先生も増えてきてます・・・。 まだ一部なんでしょうが・・・。 しかし、そう言う風な考えを持つ、先生が増えてきてるのは、嬉しい事ですね・・・。 恐怖のシャントトラブル!! 去年最後のブログでも、描きましたが・・・。 年末の忙しい時に・・・。 シャントが詰まってしまうと言うトラブルが起きてしまいました・・・。 前回は、あっさりと描きましたので・・・。 今回は、参考になると思うので、詳しく描きました・・・。 色んな病院を回りましたが・・・。 最終的に女子医大で、シャント再建オペを受ける事が出来ました・・・。 その女子医大で受診して、シャントを診てもらった時・・・。 「おっ!ここが狭窄している・・・」と、医師から言われました・・・。 今まで、色んな患者さんから・・・。 「すごく血管が発達しているね~」 「太い血管で、羨ましな~」 「血管が太いから、自己穿刺しやすいでしょう・・・」などなど・・・。 シャント血管が太い事を、良く言われていました・・・。 だから、まさか、自分の血管が狭窄をしているとなんて、夢にも思いませんでした・・・。 その狭窄が原因で 血栓が出来・・・。 血管が詰まったようです・・・。 確かに、かなり前から・・・。 スリルが弱くなっている事を感じていました・・・。 シャントが詰まる経験が無いので・・・。 その時は、なんとも思いませんでした・・・。 しかし、その時は、もう、すでに狭窄をしてい・・・。 血流量が少なくなっていたんですね・・・。 そして・・・。 穿刺の時に、腕に駆血帯を巻いても 血管の張りが弱くなっていたり・・・。 透析中も、何故だか静脈圧が ストン!と、いきなり下がったりと・・・。 今から思えば、狭窄している「サイン」が、ところどことにありましたね・・・。 でも、狭窄の経験も無いので、まったく分からなかったですね・・・。 通常、シャント音は「ゴーゴー」と、言う音ですが・・・。 狭窄をすると「ヒュンーヒュンー」と、言う音になりまよね・・・。 頭では、分かっていても・・・。 実際になっても、分からなかったですね・・・。 まさか、まさかの狭窄でした・・・。 でも、今回、狭窄を経験をしたので・・・。 これで狭窄がどんなものか、よ~~~~~く分かりました・・・。 今の・・・。 ベストのシャント音・・・。 ベストのスリル・・・。 これを覚えていて・・・。 このベストから、少しでも下がったら 何らかのシャントトラブルを疑った方がいいかもですね・・・。 僕のベストのスリルは・・・。 かなり厚手の服を着ていても、感じますから・・・。 これが感じ無くなったら シャントトラブルの疑いあり!! 今度からは、そう言う風に思う様にするつもりです・・・。 例えば、血栓が出来ても、早めの処置なら、薬で溶かす事も出来ると言いますね・・・。 僕の場合は、あまりにも遅すぎたので、薬で溶かす事は出来なかったようです・・・。 なので、シャントトラブルは、早め早めの対処がいい様ですね・・・。 でも、今回のシャントトラブルは、大変な思いをしましたが・・・。 結局、女子医大で、腎臓外科の甲斐耕太郎先生と言うドクターに診てもらいました・・・。 運よく、オペがうまいと評判の先生の様で ラッキーでした・・・。 まぁ、実際にオペをしてくれたのは、甲斐先生じゃなく・・・。 甲斐先生のチームのドクターにしてもらったんですが・・・。 甲斐先生のチームのドクターは、 みんな、オペがうまい様ですね・・・。 オペ前に、看護師さんと話していて、そう言ってました・・・。 そして、今回、女子医大に 「シャント外来」がある事も 初めて知りました・・・。 シャントが詰まると言う、怖い経験をしましたが・・・。 考えてみたら、透析は一生モノだから・・・。 一生の間、シャントトラブルが 1度や2度、あっても不思議は無いですからね・・・。 (確かに、1度のシャントオペですんでいる人もいますが・・・) そう考えたら、今回のシャントトラブルで・・・。 女子医大に、シャント外来がある事や・・・。 オペのうまい 甲斐先生との繋がりが出来た事は・・・。 ラッキーだったかもしれませんね・・・。 絶対、大丈夫だと言えない、シャント・・・。 みなさんも、大切にしてくださいね・・・。 いつもなら、名称は伏せ字しますが、みなさんの参考になるかと思い、今回は伏せ字にはしませんでした・・・。 でも、クレームなどが起きましたら、伏せ字にしますので・・・。 ご了承ください・・・。 おまけの情報 今、透析ブログ仲間も、sumomoさんが、生体腎移植の為、入院してますね・・・。 その事を、ブログで、タイムリーで記事にしてます・・・。 ブログ→ http://blogs.yahoo.co.jp/sumomo12262001 僕も、とりあえず、移植の登録はしてますが・・・。 知らない事ばかりで、ビックリします・・・。 もしかして、生体腎移植と献腎移植とでは、違うのかもしれませんが・・・。 心情なんかも、すごく感じられる記事なので・・・。 移植の登録をしている人は参考になるかもしれませんね・・・。 タグ :#その他の病気